【2025年最新】ベトナム旅行者向け eSIM 徹底比較｜料金・通信速度・購入方法を一挙解説

ベトナムに着いた瞬間から Google マップも Grab もサクサクに使いたいですね。着いた瞬間、即ネットを叶える切り札が eSIM です。結構手間がかかる物理 SIM カードの受け取りや差し替えは必要なく、アプリで購入・QR で設定を済ませれば、スマホはそのままで現地回線に接続します。

2025 年現在、Viettel・Vinaphone・MobiFone の主要 3 キャリアだけでなく、Airalo・Nomad など海外向けストアも Vietnam 専用 eSIM プランを拡充し、利用利便性も向上している今、ベトナム旅行では当たり前のように eSIM を利用する時代になってきました。

本記事では 「価格」「容量」「通信速度」「購入のしやすさ」 を軸に利用プランを比較し、旅行日数や利用スタイル別のベストチョイスを紹介します。ベトナム旅行をストレスフリーにする eSIM 完全ガイドをお届けします。

eSIM を利用する場合

従来型の SIM交換 を利用する場合

eSIM の基礎知識とメリット

【eSIM の正体】そもそも eSIM とは？

Embedded SIM（eSIM） は、従来の取り外し可能な nano-SIM の機能を基板に直付けされた eUICC（embedded UICC） チップに集約したものです。要するに、「いちいち SIM を取り換えなくてもよい、スマホの中に内蔵されている切り替え可能な デジタル SIM」です。

従来の小さなカード（nano-SIM）を差し替える代わりに、QR コードを読み取るだけで回線情報（プロファイル）をダウンロード できます。画面上の操作で SIM を切り替えられるのが特徴です。

どうやって開通するのか？

• 自分のスマホが eSIM 対応端末か確認しておく（iPhone 以外でも多くの Android が対応）
• eSIM を販売する アプリやサイトで eSIM プランを購入
• 送られてきた QR コードをカメラでスキャン
• スマホで設定し利用開始できる

eSIMを使う5つのメリット

メリット	ひとことで言うと	旅行で嬉しいポイント
差し替え不要	カードを失くさない	SIMピンも要りません
即時開通	並ばず・待たず	空港で列に並ぶ時間ゼロ
デュアルSIM	日本番号がそのまま	銀行SMSや家族からの電話もOK
端末が防水強化	トレイが無いぶん隙間が減	ビーチや雨でも安心
エコ	プラスチックごみ削減	配送も不要でエコに協力

eSIM は 「買う → QR を読む → すぐ使える」 手軽さと、カードよりも高い安全性を兼ね備えた新しい通信の仕組みです。ベトナム旅行でも、対応スマホであれば 到着した瞬間からマップもタクシーアプリもサクサクに使えますね。

物理 SIM／ポケット Wi-Fi との比較（料金・手間・速度）

従来のベトナム旅行中の通信環境と言えば物理的なSIMの差し替えか、またはポケット Wi-Fi の利用です。各々メリット・デメリットがありますので、具体的に比較します。

項目	eSIM	物理 SIM（従来のSIM）	ポケット Wi-Fi
おおよその料金 ※7日程度利用を想定	1 GB 約 700～1,000円	1 ～ 3GB 1,000円～3,000円	1日 500～1,000円 （7日で 7,000円弱）
受け取りの手間	アプリで購入 → QR読み取りで完了	空港・街のショップで購入 パスポート提示・APN設定が必要	事前宅配か空港受取。返却も必須
開通までの時間	アプリ読み取り＋設定 数秒～数十秒	10〜15分 （列に並ぶ＋SIM を取り換える）	電源ONのみ （回線は即接続）
通信速度・安定性	4G または 5G ※現地による	4G または 5G ※現地による	4G が多い ※機種による
同時利用	本人のみ	本人のみ	複数人で利用可
日本番号の維持	デュアルSIMで着信SMS可	入れ替え中は受信不可	スマホは日本SIMのまま
邪魔になるか	いつも通りのスマホ持ち歩き	抜いた SIM を紛失しないように保管が必須	機器を別途持ち歩く
おすすめケース	一人づつ回線保持したい場合、通常の旅行におすすめ	長期滞在や、現地通話を多用する場合	家族・友人とシェアして回線を利用する場合（費用もシェアできる）

• とにかくラクがいい方 → eSIM：出発前に買っておけば、着陸と同時にネットOKです。
• データを大量に使う／eSIM 非対応の端末の方 → 物理 SIM：容量大きめのローカルプランが豊富です。
• 家族3〜4台を一緒につなぎたい方 → ポケット Wi-Fi：1台レンタルでみんな共有できます。

旅行日数・目的別おすすめ eSIM プラン

1〜3 日の弾丸旅行向け最安プラン

3 日以内なら「容量 < 2 GB」が一般的な目安です。LINE 通話や動画を多用するなら Saily を 2 件（＝2 GB）買っておくという方法もあります。

4〜7 日の観光旅行向け バランス重視プラン

Map＋SNS＝1 日0.5 GB → 7 日で3〜4 GB の利用を想定し、動画視聴多め なら VOYAGEESIM／TRAVeSIM の 5〜6 GB プランの選択が安心です。TRAVeSIM は複数国対応のプランも別途ありますので「ホーチミン→バンコク」といった周回路でもそのまま使えるメリットもあります（※料金は変わります）。

2 週間〜1 か月の長期滞在／ノマド向け 大容量プラン

リモート会議中心 のノマドや長期出張者向けプランなら 10 GB＝Zoom 利用約 15 H が一つの目安です。テザリングで PC を常用するなら 20 GB 以上 のほうが安心、データを使い切っても TRAVeSIM / Saily はアプリ内で即追加チャージ可能なので途切れの心配な方にも安心です。

※ World eSIM は高速枠 500 MB/日を超えると当日 384 kbps へ制限されるフェアユースポリシーがあります。

購入から開通までの手順ガイド

購入前チェック（対応端末・SIMロック解除・iOS／Android 設定）

チェック項目	確認方法	補足ポイント
eSIM 対応端末か	iPhone：設定 › 一般 › 情報 →「デジタル SIM」の項目があれば OK Android：設定 › デバイス情報 › SIM ステータス →「eSIM IMEI」が表示されれば OK	2025 年時点で iPhone XS 以降、Pixel 4 以降は全モデル対応
SIM ロック解除方法	2021 年以降購入の端末は原則ロックなし。旧端末は各キャリア MyPage で「SIM ロック解除」▶コードを入力	自宅 Wi-Fi で済ませておくと安心
OS 対応状況	iOS 18／Android 15 以上を推奨	古いバージョンだと eSIM 項目が見当たらない場合あり
デュアル SIM 可否	物理 SIM は「音声＋SMS」用に温存する	日本番号の着信・SMS 認証を維持したまま利用可

アプリ／Web でのプラン購入方法

ベトナム eSIM 最新事情 2025

ベトナムの 3 ⼤キャリア――Viettel / Vinaphone / MobiFone――は 2024 年末〜 2025 年初頭にかけて本格的に 5G を商⽤化し、「63 省・市すべてで 5G 電波が拾える」 という体制をほぼ整えたため、eSIM の利用に適した環境となっています。

もっとも、まだ基地局は⼤都市集中で、地方では 4G にフォールバックするケースも少なくありません。実効速度は平均 70 Mbps 前後で、4G より 1.5〜2 倍速い程度ですが、ホーチミンやハノイの中心部では 500 Mbps 超をマークする測定も報告されています。ハノイ、ホーチミン旅行を計画されている方はとくに、eSIM の効果が大きいです。

主要 3 キャリア（Viettel／Vinaphone／MobiFone）の 5G 対応状況

	Viettel	Vinaphone	MobiFone
5G 商用開始	2024 年 10 月	2024 年 12 月	2025 年 4 月
サービスエリア（2025 年 6 月）	63 省市で対応 ※地方は県庁所在地中心	63 省市網羅、都市部に集中	35 省市でスタート、年内に全国展開予定

ホーチミンやハノイでは高速通信が期待できます。一方地方ではまだまだ普及率が高くありませんが、必ずしも 5G でなければ通信できないわけではありませんので、ベトナムでの eSIM の利用にはおおむね問題無いと判断できます。

2025 年 eSIM 対応主要スマホ・iPhone の機種一覧

（主な）eSIM 対応スマホ、iPhone です。

■ iPhone（Apple公式は XS / XR 以降すべて eSIM OK）

世代	機種
iPhone 16 シリーズ	16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max
iPhone 15 シリーズ	15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max
iPhone 14 シリーズ	14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
iPhone 13〜XS / XR	全モデル
iPhone SE (2/3)	SE 2, SE 3

■ Android 主要メーカー（2025 年モデル抜粋）

メーカー	eSIM 対応機種（2023〜25 発売）
Google Pixel	Pixel 7, 7 Pro 以降の全モデル（Pixel 9 / 9 Pro / 9 Pro XL 含む）
Samsung	Galaxy S21 以降・Z Flip 5, Z Fold 5, S23 / S24 / S25、A54 5G, S FE シリーズ
Sony Xperia	Xperia 1 V / 1 VI、5 V、10 VI
Xiaomi / Redmi	Xiaomi 13 T Pro、15 Pro、Redmi Note 13 Pro + 5G
OPPO / OnePlus	Reno 10 Pro 5G、Find N4 Flip、OnePlus 12

• 設定 ＞ 端末情報 ＞ IMEI に “eSIM IMEI” があれば対応機。
• Pixel 7 以上と iPhone 15 以上は 物理 SIM なしでも eSIM ×2 が使えるので、海外 eSIM + 日本 eSIM の完全カードレスも可。
• キャリア版 Android は eSIM 機能が塞がれている場合があるため、SIM フリー版 を推奨。

まとめ：ベトナム旅行は eSIM で！

• 5G ネイティブ eSIM は 2025 年のベトナム旅行で最も快適な選択肢です。
• キャリアは 63 省市に 5G を展開済みですが、実効速度は都市部が優位です。ハノイ、ホーチミン旅行中心ならば基本的に問題はありません。
• スマホ側は iPhone XS / Pixel 4 以降ならほぼ問題なく使えます。端末設定画面で eSIM IMEI を確認してからプランを購入することをおすすめします。

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おまけ：ポケット Wi-Fi を使う

eSIM は利便性が高く、持ち歩き不要の便利なアイテムですが、やはり「ポケット Wi-Fi」のほうが安心だ！と思う方や、グループでシェアしたいので「ポケット Wi-Fi」にしたい！という選択もありです。

「ポケット Wi-Fi」は海外ローミングに比べて料金面でもお得です。「ポケット Wi-Fi」をご検討の方への おすすめポケット Wi-Fi は「グローバル Wi-Fi」です。

グローバルWiFiの受取・返却場所は国内17空港、34ヶ所のカウンターで受取・返却が可能です。

グローバルWiFiのメリット

グローバルWiFiのメリットは何と言ってもお得な料金です。６年連続 No.1 を誇るほど利用ユーザーが多いことが料金を安くできる秘訣かもしれません。

グローバルWiFiのデメリット

バッテリーが長持ちする分、機器が若干「重い」のがデメリットです。その代わり、１日の観光に十分なバッテリーの持ちがあるため、モバイルバッテリーなどを持ち歩く必要がありません。

利用の流れ

ご利用プラン例

	プラン概要
日程	２月２３日（祝日）～２月２６日（日）５日間 ※２３日午前１時出発、２３，２４，２５現地宿泊、２７日（日）早朝帰国 「※日本出国時：深夜便利用の方は出発時刻の日をご選択ください （受取は前日の21時以降となります）」 により２３日～を選択
滞在国	ベトナム
プラン	４G　６００MB／日
受け取り	羽田空港受け取り・返却
保障	ライト： 安心補償パックフル + モバイルバッテリー 機器紛失時に弁済金が免除

利用代金合計（料金シュミレーション結果）

合計金額 6,600 円（税込）

内訳

	内訳
WiFi通信料	1,170 円/日 × 5日 × 1 台 = 5,850 円 早割 – 1,200 円 割引適用中！により1000円引き – 1,000 円 小計 3,850 円
オプション	500 円 × 5日 × 1 個 = 2,500 円 小計 2,500 円
手数料	500 円 割引適用中！により無料 – 500 円 小計 0 円
消費税（税率：10％）	課税対象額 2,500 円 消費税額 250 円

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