ベトナム人実習生・留学生の歓迎会おすすめジャンルはコレ！実際に聞いた本音で紹介

2024年10月6日

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ベトナム人実習生の受け入れが進む日本、実際にベトナム人実習生が来日され仲間になる際にどのように接していけばよいか迷う方も多いです。日本に来日したベトナム人実習生を歓迎する「歓迎会」を開きたいが、歓迎会は日本料理が良いのか、寿司か、天ぷらか、はたまた居酒屋か、それともベトナム料理店が良いのか、ジャンルに迷うことでしょう。

本記事では、実際にベトナム人実習生が本音で喜ぶ「歓迎会ではこのジャンル！おすすめ５選」を紹介させていただきます。ベトナム人実習生と親睦を深め、よりよい仕事を通して、日本とベトナムの絆を是非深めてください(^^)/

「歓迎会ではこのジャンル！おすすめ５選」

圧倒的第一位！「焼肉」

ベトナム人実習生の関係会ジャンルおすすめの第一位は焼肉です。「え？日本料理では無くても良いの？」と意外に思われる人も多いでしょう！しかし、実際に日本に来日したベトナム人に本音で聞いた「本当に嬉しいジャンル」は焼肉が第一位です。

実はベトナム国内でも「日本式焼肉」は評判がよい、来日したベトナム人は不安で一杯ですが、特に食べ物にも不安を感じています。寿司や刺身に興味はあるものの、生ものが食べられるか不安に思っているベトナム人は非常に多い、いきなり歓迎会で「実は食べられません」となってしまって気を使って無理して食べるのは大変です。

焼肉はベトナム人も大好き！焼くので安心して食べられますし、本気で日本の焼肉は美味しいです。安心して美味しく食べられるもので歓迎するのが一番ですね。

注意

「すき焼き」は「NG」です。ベトナム人の味の文化は「辛い」が多く、「甘み」に美味しさを感じる文化は少ない。「すき焼き」はとにかく甘い料理のため、苦手な人もいます。最初の歓迎会では控えましょう。

第二位！「ベトナム料理店」

来日したベトナム人は、やはり食べたいものは自国の料理、しかし自炊するベトナム人が多く、また日本国内のべトラム料理店は値段も高いため、あまり足を運べません。やっぱり美味しい自国の料理を食べたいもの。ベトナム料理店をチョイスすると、意外と実習生の皆様に喜ばれます。

ただし、本場・本物のベトナム料理を出す店に限る！美味しいベトナム料理を出す店・居酒屋をチョイスしましょう。

ポイント

ベトナム料理店を日本で探すときのコツです。

安易に「フォー」や「春巻き」で選ばない
ベトナムのローカルフードメニューがある店を選ぶ
ベトナム人シェフ・コックが料理している店を選ぶ
ベトナム人が多く来店している店を選ぶ

第三位！「タイ料理・韓国料理」

ベトナム人国内でも「タイ料理・韓国料理」のお店は多くなじみが深い。辛い食べ物が好きなベトナム人には安心して美味しく食べられるメニューが揃っている「タイ料理・韓国料理」は特におすすめです。思った以上に喜ばれる選択です。

特に、タイ料理、韓国料理は日本人も好む方が多く、ベトナム人実習生と日本人と一緒に盛り上がる選択の一つです。

第四位！「すし・天ぷらの日本料理店」

外国人が思い浮かぶ日本料理の定番と言えば「すし・天ぷら」です。せっかく日本に来たんだから食べてみたい！と思うのは自然なことですので、定番ですが、「すし・天ぷらの日本料理店」で歓迎するのも、喜ばれます。

ただし、期待していたものの「食べてみたら、生ものは苦手だった」と味の違いに戸惑うベトナム人が多いのも事実です。もし、「寿司専門店」に行ってしまうと食べ物の逃げ場が無くなるため、天ぷらや、焼き魚、唐揚げ、肉類も食べられる「日本食・海鮮居酒屋」がおススメです。

注意

日本人は「美味しい」と思うものも、味文化が違うと食べられないこともあります。日本料理を検討する場合の注意点です。

事前に「食べられるかどうか」「食べたいか」を確認すること
「すし」「刺身」以外の「熱を通したメニュー」がある店を選ぶこと
日本文化、日本の味の押し付けはしないこと
甘い料理は苦手なベトナム人が多いことを知っておく
足を伸ばせる店を選ぶこと（正座・あぐらは辛い）

第五位！「焼き鳥居酒屋」

実は「焼き鳥」は何気にベトナム人に喜ばれます（※実体験あり）。はっきりした味付け！しっかり焼いた料理！などベトナム人の好みに合う味付けと、お安い料金が好まれるポイントです。焼き鳥文化はベトナム人に好まれる一つのジャンルなんですね。

注意

「ネギ」が苦手なベトナム人は多い！「ねぎま」にはつきものの「ネギ」ですが、ネギの「匂い」をキツく感じるベトナム人は多いです。

パクチーが苦手な日本人がいるように、ベトナム人の香り・匂いにも文化があります。尊重して、焼き鳥を取り分ける、ネギのない串を選ぶなど工夫をすると良いかもしれません。

ベトナム人が好むお酒

ベトナム人は辛いものを日ごろから食べているため、味文化が日本人とは異なります。ベトナム人は「辛いお酒」「キツイお酒」を好む傾向にあり、甘いカクテルよりも焼酎や辛口の日本酒が飲みやすいと言います。

想像以上に「焼酎」が好まれる
日本酒なら「辛口」が好き
ビールは軽め（ハイネケンなど）がよい

注意

ベトナムは文化的に、女性はお酒を飲まない、飲んだ経験が少ない人も多いです。体質的に「お酒が飲めない・お酒に弱い」人は少なく、日本人よりもお酒には強い体質ですが、それでも、特にベトナム人女性に「飲まない」お酒を無理に進めるのは止めましょう。

ベトナム人の苦手な日本食

ベトナム人は「辛い」味文化のため、甘い料理が苦手です。日本人が「美味しい」と思わず勧めてしまう日本食の中で、ベトナム人に好まれにくいジャンルを解説します。

ポイント

一般的な例です。味の好みには個人差があり、美味しいと言ってくれるベトナム人も多くいます。また日本に住むうちに、「好きな料理」に変わっていくベトナム人が多いのも事実です。

すき焼き

来日してすぐのベトナム人は日本食に慣れていません。「焼肉」は大好きですし食べられますが、来日して最初のころは、「すき焼き」を美味しく感じられないベトナム人も多くいます。理由は「甘い」からです。

また「生卵」を食べる文化が無いことも理由の一つです。そんなベトナムの方も、来日して月日が経つと日本の味にも慣れ、「すき焼きが大好きになった」と言ってくださる方も多いので、嬉しいですね。

日本そば

はっきりと好みが分かれるのが「日本そば」です。好きな方は好きですが、苦手な方も多い日本料理の一つが「おそば」、ベトナムでは「フォー」などの「コメ」を使った麺が主流ですが、そば粉を使った麺はほぼありません。

なじみのない食材ということもありますが、濃い味に慣れているベトナム人は、蕎麦の味を「味が無い」と感じることがあり苦手と感じる方もいるようです。

そんなベトナムの方も、来日して月日が経つと日本の味にも慣れ、「蕎麦の甘みが好き」と言ってくださったり、「蕎麦湯」を美味しく飲んだりしてくださる方も多くいますので、本当に嬉しいですね。

納豆

外国人が苦手な日本食と言えば真っ先に出てくる「納豆」は、やはりベトナム人も ほぼ無理です。多くの日本人にとっては「美味しい」食べ物ですが、「匂い」も独特で、「見た目」も糸を引いており、見るからに「これは食べたくない」と思うのは仕方ないですね。（稀に「納豆」を美味しいと言って食べてくださるベトナム人もいます）

「美味しいから騙されたと思って食べてみなよ」と、勧めたり、ましてや強要したりしないように注意しましょう。「納豆」を進めるのは、たとえばベトナムのホビロン（孵化寸前のアヒルのゆで卵）を日本人に勧めるようなものです。