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海外旅行中にノートパソコンを使いたいと考える方も多いでしょう。持ち運びやすさやバッテリーの持続時間、海外ならではのリスクなど旅行で使うノートパソコンに求められる条件は日本で普段使う場合とはかなり異なります。
本記事では海外旅行でノートパソコンを使うメリットやリスク・デメリット、使いやすく、おすすめのノートパソコンを紹介します。
海外旅行中にノートパソコンを使うメリット・デメリット
海外旅行中にノートパソコンを使うシーン(メリット)
1.旅行先で写真や動画を編集したり、ブログを書いたり、旅行記を作成したり
旅行先で多くの写真や動画を取ることになりますが、デジカメやスマホの画面では何かと小さいものです。ノートパソコンにコピーすることで、大画面で旅行中の仲間で楽しんだりブログや FaceBook にアップしたり旅行記を作成するのが手軽です。
写真付き旅行日記をつけてもいいですね!YouTuber などの動画配信者であれば、そのまま動画を編集して即日アップも可能です。
2.観光情報や交通情報を調べられる・予約できる
旅行中に「明日行く観光地の情報」を調べたり、交通情報を調べるのに役立ちます。スマホでも調べられますがやはり使い勝手はノートパソコンの方が上、特に観光地でのレストランの事前予約や、移動のバスや飛行機の予約・手配などはパソコンからしておく方が便利です。
ホテルで明日の観光の行き先の下調べをするのも便利です。
3.緊急時に何かと役立つ
ノートパソコンは緊急時にも役立ちます。
スマホが盗難にあった、紛失した場合の緊急連絡方法として、ノートパソコンがあれば日本にいる家族や友人にスカイプやメール、SNSなどで連絡を取ることができます。緊急でお金を送ってもらうこともでき、最悪の事態が避けられます。
特には大使館、領事館での各種手続きを調べたり申し込むこともでき、緊急時の帰国便を調べたり、予約することもノートパソコンがあれば、やりやすいでしょう。
4.仕事ができる、仕事上のメールが確認できる
楽しい旅行中に仕事のことは考えたくないものですが、社会人としては仕事面でも緊急の連絡や相談が必要になることもあります。スマホだけで仕事のQAや、書類を見たり作成したりするのは何かと難しいものノートパソコンがあれば、海外旅行中でも仕事のメールを確認したり、時にはホテルやカフェで仕事をすることも可能です。
憧れの海外でのノマド生活もできるかもしれません。
海外旅行中にノートパソコンを使うリスク(デメリット)
海外では日本と違うリスクがあり、注意が必要です。一つづつ見ていきましょう。
1.盗難リスク
海外にノートパソコンを持っていく場合の最も気にするべきリスクは盗難リスクです。海外は日本ほど安全ではありません。ホテルに置いてある荷物でも盗難リスクは存在します。
日中外に観光に行っている間、ホテルの机の上にノートパソコンを放置しておくなどはもってのほかです。「持って行ってください!」と言っているようなもの、日本とは常識が違います。
- ホテルでの就寝時・外出時は、必ずセキュリティBOXかスーツケースに隠す
- スーツケースはチェーンなどで部屋の柱などと結ぶ
- カフェでは席を離れる際にノートパソコンを置いたままにしない
- むやみに他人にノートパソコンを見せない(狙われないために)
2.破損リスク
海外旅行では、移動中のノートパソコンの破損リスクを考えなければなりません。海外に飛行機で移動する場合など、スーツケースは預けることになりますが、航空会社によっては相当雑に扱われます。圧迫されること、機内の気圧の変化や湿度の変化でスーツケース内も環境が変わることから、スーツケースに入れた場合、ノートパソコンが壊れる・破損する可能性があります。
万が一破損してしまった場合には自己責任となり航空会社は保障してくれません。
また、ノートパソコンのバッテリーは発火の危険性があり、航空会社によって持ち込み制限が付きますので、注意が必要です。
おすすめは、「機内持ち込み手荷物」として、機内に持ち込むこと です。
手荷物を大きくしたくない気持ちはありますが、そもそも破損してしまったり、スーツケースの遅配、紛失や、内容のチェックされるリスクを考えると「機内持ち込み手荷物」が最も安全です。
「機内持ち込み手荷物」の場合は、保安検査場では必ず電源を切り、手荷物バッグとは分けて検査を通ります。手荷物の中にパソコンがあると、手荷物をX線で検査する際にパソコンが邪魔になり荷物を確認できない場合があり改めて取り出しを指示され再度の検査を要求されたり、内容を質問されたりする可能性があります。
スムーズな保安検査場通過のためにも、パソコンはあらかじめ手荷物バッグから取り出して、検査を受けます。
3.コンピューターウィルス感染、情報漏洩リスク
海外では、日本にいる時以上にコンピューターウィルス感染やパスワード抜き取りなどの情報漏洩リスクに注意が必要です。ノートパソコンをフリーの WiFi に繋げてはいけません、ホテルの Free WiFi も繋げないほうが良いでしょう。
フリー WiFi に繋げた場合、パソコンの設定が甘ければ他の利用者から情報を抜き取られる可能性があります。フリー WiFi を経由して SNS や Amazon、旅行予約サイトなどにアクセスした場合、アクセス中にアカウント情報やパスワードを抜き取られるかもしれません。
お使いのノートパソコンのウィルス対策やセキュリティの設定を行っておくことは必須です。また、WiFi はスマホのデザリング機能を使うか、海外グローバル WiFi などを契約して、その接続のみで使うようにすることが安全です。
\おすすめの海外グローバル WiFi/
ホテルやカフェなどでは、充電用の差込口が AC アダプタではなく、USB になっている場合があります。絶対に USB 差込口に直接つないでの充電は行わないようにしてください。
USB は情報伝送の機能があり、パソコンの内部に侵入されるリスクがあります。必ず、AC アダプタでの差し込み充電をするようにしましょう。
4.荷物が増える
ノートパソコンを旅行に持っていく場合、荷物が増えるデメリットがあります。4泊・5泊以上する旅行の場合とても有効ですが、2泊程度の旅行であればノートパソコンは邪魔になるだけですので持っていく必要はありません。
2泊程度の旅行であれば、現地の情報は旅行前に日本でしっかり調べていきましょう。
「機内持ち込み手荷物」の場合も、持ち運びが楽にしたいもの、おすすめは、機内に持ち込めるサイズのリュックの利用です。
\旅行に最適、おすすめリュック/
飛行機へのパソコンの持ち込み・預け入れについて
ノートパソコンを海外に持っていく場合、当然飛行機で運ぶことになります。飛行機では、「機内持ち込み手荷物(人が機内に持っていく)」と、「預け入れ荷物(空港会社に預けて一緒に運んでもらう)」が選択できますが、ノートパソコンを持っていく場合は、「機内持ち込み手荷物」が断然おすすめです。
理由と一緒に注意点なども見ていきましょう!
盗難・紛失・破損リスクが少ない
スーツケースなどに入れて「預け入れ荷物」とする方が、機内にいる時の手荷物も減り便利ですが、空港会社にもよりますが「預け入れ荷物」の扱いは相当雑です。飛行機から荷物を降ろすときに何メートルも落とすこともあり得ます。
ノートパソコンは振動や衝撃に弱い電子機器です。雑に扱われる可能性が高い「預け入れ荷物」は避けたほうが良いでしょう。万が一破損してしまった場合には自己責任となり航空会社は保障してくれません。
各航空会社は機内への持ち込みを推奨
日系の航空会社(JAL、ANA)をはじめ、多くの航空会社では、ノートパソコンは機内持ち込み手荷物を推奨しています。ノートパソコンは貴重品であり、破損リスクの高い荷物です。
預け入れ荷物について航空会社は破損などの保障責任は無いと明言していますが、だからと言って破損しても良いとは言えません。ノートパソコンは機内持ち込み手荷物でより安全に確実に運ぶことを推奨しています。
必ず電源をオフにする
ノートパソコンは、「預け入れ荷物」の場合も、「機内持ち込み手荷物」の場合も、電源はオフにして持ち運びます。(スリープモードなどではなく、完全にオフにする)
パソコンではバッテリーにリチウム電池(リチウムイオン電池)を使っている場合があり、発火事故を引き起こす可能性がありますので、必ず電源をオフにする必要があります。飛行機が飛び立ち、安定飛行の間ではパソコンの利用が認められるケースがありますので、各航空会社の規定に沿ってご利用が可能です。
モバイルバッテリーの預け入れは禁止
モバイルバッテリーは、「預け入れ荷物」とすることができません。スマホやノートパソコン用の充電用にモバイルバッテリーはとても便利ですが、飛行機移動での持ち込み制限は思いのほか厳しいため、十分に注意が必要です。
160Wh以下のモバイルバッテリーについては、「機内持ち込み手荷物」として持ち運びが可能です。また、100Wh以上160Wh以下は1人あたりの持ち込み数は最大2個までと制限があります。
旅行で使うノートパソコンの選び方
軽くて頑丈なものを選ぶ
海外旅行に移動はつきもの、軽量かつコンパクトな機種を選ぶことが重要なのはもちろんですが、なによりも衝撃に強く頑丈なものを選ぶことが重要です。
飛行機やバスでの移動中の振動はもちろんのこと、海外では思わず落としてしまったり、ぶつけてしまうことも多数、せっかく海外まで持ってきたのに、壊れて使えなくなっては元も子もありません。
軽量かつコンパクトなノートパソコンは確かに持ち運びに便利ですが、リュックに入れて持ち運ぶ分にはそれほど重さは気になりませんので、外殻が頑丈な製品を意識して選びましょう。
旅行先での使用用途に合わせて選ぶこと
ノートパソコンは大体10万円ぐらいするのが一般的、高性能なパソコンであれば20万、30万円もあり得ます。
しかし海外では、紛失・盗難・破損リスクは付きまといます。用途を越えて高価なノートパソコンを持って行った場合、紛失・盗難・破損時のショックは計り知れません。
通常利用の旅の思い出を写真や動画で残したり、現地の情報を調べたり、仕事や勉強をする程度であれば、それほど高スペックなノートパソコンは不要ですので、ある程度価格を抑えた用途に合わせた使い勝手のよい機種を選びます。
おすすめのノートパソコン
海外旅行に持っていきやすい、性能も問題なく使えて、オシャレなパソコンを紹介します。
HP ノートパソコン
CPU性能も通常使いであれば問題なく、何よりメモリ16GB搭載が魅力。SSDのハードディスクが 512 GBついて容量の心配もなし、同スペックを日本製品で買うと2~5割増しの値段になるのでお値段的にもお得!HPは信頼できるメーカー、日本語サポートも充実しているため問題ありません。
NEC ノートパソコン LAVIE
安心の日本製なら NEC の LAVIE シリーズがおすすめ。コンピュータの性能も通常使いには問題ないのはもちろんのこと、本体重量:約1021g かつ、13.3 インチディスプレイの軽量&コンパクト設計で持ち歩きにも優れています。
まとめ:海外旅行にノートパソコンを持っていこう
海外旅行にノートパソコンを持っていくことは、多くのメリットがあります。適切なノートパソコンを選ぶことで、旅行先で快適に利用することができ便利です。一方、海外へパソコンを持っていく場合、紛失・盗難・破損などのリスクが日本よりも高く、また飛行機への持ち込みには注意が必要です。
本記事では、海外旅行にノートパソコンを持っていくメリットとデメリット、また、持っていく場合の注意点などを詳しく解説しました。ノートパソコンを利用して、旅をより快適にしてくださいね。
have a nice trip.
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